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大学受験ではたぶん出てこない。
要するに個人的なメモなので役に立たない。
***
・口承文芸
文字で書き記されることがなく、口頭によって語り継がれてきた文学。
日本人は、独自の文字表記を持たなかったため、大陸から漢字が伝来するまで、文字によって記載する手段がなかった。それゆえ、歌謡や神話などは、口頭で代々伝えていくという方法がとられていた。
口承はやがて漢字による記載へと移り変わっていくが、その過程で、歌謡は表現が固定化し、神話は散文化の道をたどることになる。
口承文芸の代表となるのが「古事記」である。これは稗田阿礼が暗唱していたものを太安万侶が選録した神話である。
・勅撰集
天皇の命令により、選者が作品を選び、編集した和歌集や漢詩文集を指す。
代表は「古今和歌集」「新古今和歌集」など。
勅撰和歌集の編集は、合計して21回編纂が行われた。そのため、これを「二十一代集」という。
なお、万葉集は勅撰集ではない。
・整版印刷
江戸時代における主流な印刷技術。
当時の活版印刷が、近代の活版印刷と異なり、組み直しに時間と手間がかかり、増刷のたびに校正を伴うなど、利便性とコストにおいて、劣勢であったためであると考えられる。
刻工の手で板木を彫るにはコストと手間がかかっても、増刷も容易であり、版木を蔵する(蔵版する)ことによって、版権も容易に維持できるなどのメリットが大きかったようだ。
・アバンギャルド
軍事用語で、「前衛」「尖兵」の意。
第一次世界大戦後に、欧州で興った芸術革新運動のこと。
シュールレアリスムなどに代表される。前衛派。
もしくは前衛芸術そのものや、それを行う人を指す。
・意味論
言語学で、言葉のもつ意味の構造や、歴史的な変化などを研究する部門。
意義論とも。
・日本霊異記
古来の伝説ではなく、仏教伝来後に発生した、仏教説話を集めたもの。
編者は薬師寺の僧である景戒。正式な名前は、「日本現報善悪霊異記」という。
奈良朝の説話が多く、仏教の因果応報の原理が説かれている。
民衆を対象とした布教活動の中で語り伝えられた説話の集成で、平安以降の説話集の先駆けをなす。
当時の庶民生活が生き生きと描かれている点も特徴である。
・傀儡子記
過去問に出てた傀儡子記ってなんやねんと思ってぐぐったら、平安時代の人形回しの生活やら何やらを書いた本らしい。大江匡房が晩年に書いたもので、「芸能史」において貴重な資料となっているとか。まあどの先生が入れたかもろばれなキーワードだったわけですね、わかります。意味論とかもだけど
あ、その頃の傀儡子(人形回し?)って、単なる人形使いじゃなくて、日本を旅する異民族集団なのね。弓が使えて二刀流の、馬でぱっぱか移動すると。人形は木で出来てて、踊りや手品で人を惑わす。なんかかっこいいなおい。ちなみに女は積極的に旅人と一夜をともにし、金品などを要求するとか。怖い
・奈良絵本
素朴な図柄と、美しい彩色の挿し絵が特徴の本。
内容は御イ加草子で、成長しつつある庶民階級の意識を強く反映したものとなっている。
・冬の日
江戸前期の連句集で、芭蕉の七部集の一つ。
風狂精神(風雅に徹する心)あふれた俳諧集として、蕉風の基礎をつくった。
「春の日」「猿蓑」も芭蕉七部集の一つである。
特に「猿蓑」は、蕉風円熟の頂点を示すもので、「俳諧の古今集」と評された。
・金々先生栄花夢
恋川春町が書いた作品で、黄表紙のはじまりとされる。
黄表紙は、画と文とが相補いつつ、当時の風俗を写実的に描いた、大人のための絵本とも呼べるものである。
主人公である金兵衛が、田舎から江戸に向かう途中、目黒の店で夢を見て、栄華のはかなさを悟るというお話である。
・怪談牡丹灯籠
三遊亭円朝作の人情噺。すなわち落語。
大元は中国の小説で、上田秋成らもこれをモチーフにした作品を書いている。
四谷怪談などと並び、「日本三大怪談」とも呼ばれる。
ちなみに、日本の幽霊には足がないのが通例であるが、この話では幽霊が「カランコロン」と音を立てながら夜道を歩いているシーンがある。たぶん中国の名残。
男に惚れたお露さんが、男を自分のものにするために、後追ってきた下女とともに迫る話である。
男は呪い殺されないために魔よけの札をはるが、下働きの男に裏切られてお露の侵入を許してしまう。
あとはお家騒動とか因果話が絡む。
とりあえず下働きの恩を仇で返しているあたりが酷い。
というか、生きてる人間って怖い。
・半七捕者長
落語っぽい?
なんか調べるのめんどいし次いこ。
・一般言語学
言語学を対象とし、そこに共通してみられる普遍的な事象を扱う学問のこと。
理論言語学ともいう。
ぶっちゃけ言語学に興味ないんだよね。すまない。
・和名類聚抄
平安中期の漢和辞典。源順著。934年頃に成立。
中国の分類辞書の影響を受けており、漢語を意義分類し、出典を記して意味と解説をつけ、字音と和訓を示している。
今日の国語辞典の他、漢和辞典や百科事典の要素を多分に含んでいるのが特徴。
・節用集
室町中期に成立した国語辞書。編者はわかっていない。
語をいろは順にわけ、さらに時節・草木などの門を立て、意義によって分類・配列したもの。
また、江戸時代にはこれを改変・増補した多種多様な節用集が刊行され、やがて、いろは引き国語辞書の代名詞のようにもなった。
・日葡辞書
日本語をポルトガル語で解説した辞書。
イエズス会の宣教師によるもので、当時の口語を中心に、重要な語には用例を示している。
1603年に出来たとかなんとか。江戸時代ですね。
・万葉がな
奈良時代まで、日本は日本固有の文字は発明されなかった。
そのため、大陸から輸入した漢字という表記で日本語を書き表す方法が考え出された。
それを万葉がなという。
万葉がなは、漢字を主に表音文字として使用するもので、その音訓が非常に巧みに利用されている。
古事記でも万葉がなは用いられたが、万葉集において、特にその用法が発達したのでこの名前で呼ばれる。
ちなみに、あんまりにも巧みすぎるので、現代においては読解に非常に苦労している。例えば掛け算を利用して表記したものなども万葉集では見られ、「自分の国の言葉がないって大変だね」と思わせてくれるのであった。
万葉集の中には、万葉がなが複雑すぎて、未だに読めないものや、専門家の意見がわかれるものも多い。
興味があれば、『万葉集の歌を推理する』がお勧め。文庫で安いし。
・説話文学
大きくわけて、仏教説話と世俗説話の二つにわかれる。
中世に入ってから黄金時代を迎えた。
仏教説話の先駆けは日本霊異記(日本現報善悪霊異記)で、これは仏教伝来後に発生した仏教説話を集めたものである。編者は薬師寺の僧である景戒。奈良朝の説話が多く、仏教における因果応報などが説かれている。庶民を相手にした布教活動の中で語り継がれてきたものでもある。
世俗説話では、宇治拾遺物語が有名である。これは当時の人々の生活や人間性が生き生きと描かれており、文章は平易で、会話文が多用されたものとなっている。
・浮世草子
近世の本格的な小説。前身は仮名草子。そのまた前が御伽草子。
中世には、現世を辛い世の中と考える「憂世」なる言葉があったが、近世になってこの世は「憂世」ではなく「浮世」である、つまり現世は享楽すべき世の中として認識されはじめたという経緯がある。
浮世草子は、そのような当時の享楽生活や好色風俗などを積極的に取り上げる写実的な風俗小説として登場した。
代表作家は井原西鶴。その西鶴が書いた「好色一代男」が浮世草子の最初の作品とされ、大阪や京都を中心に100年近くの間、出版され続けた。
・歴史社会学派
法政大学なら知らないと駄目な文学における学派。
えっと、なんだっけ。
法政大学の学者らが中心になってて、社会主義的な観点から文学を読み解こうとしたグループ、だった気がする。
でも、書かれた当時の状況を無視し、今ある社会主義に全てを依存したから批判だかされて、結局すたれちゃったというのがその結末。
だった気がする。
2、3年前にやったんだけど殆ど記憶にない。
・三教指帰
空海が書いた、出家宣言の書。
彼が24歳のときに書いたもので、戯曲型式となっている。
仏教の教えが儒教・道教・仏教の三教の中で最善であることが示されている。
弁証法的な手法によって、仏教が論理的に称揚されている。
日本における最初の比較思想論であり、思想の主体的実存的な選択を展開した著作である。
・曽我物語
曽我兄弟による仇討物語。つまり軍記物。
室町初期までに成立か。
これ以後、曽我物として構成まで長く語り継がれることになる。
・御伽草子
仮名草子の前身。
ある本屋が御伽文庫とと名付けた短編集を売り出したことが名前の由来。
一寸法師、物くさ太郎、鉢かづきなんかも御伽草子。
短編なので読みやすく、絵巻や奈良絵本の型式をとるものも多かった。
内容は幅広く多様で、成長しつつある庶民階級の意識を強く反映している。
ちなみに奈良絵本は上でも説明したが、素朴な(雑な、とも言う)図柄でありながら、美しく彩色された挿絵を持った本のこと。
・伊曽保物語
イソップ物語と言えば誰でも名前くらいは聞いたことがあるだろう。
キリシタン文学の一つ。
室町時代の宣教師たちが、キリスト教の布教や日本語の学習のために、「ローマ字」で翻訳・著述した。
近世の仮名草子にも同名の作品があるが、それと区別してこちらは「天草版 伊曽保物語」と言われることもある。
ローマ字で表記したということは、当時の日本語の発音を知るためには非常に貴重で役立つ資料である、ということである。
・女人芸術
長谷川時雨が主宰した雑誌。
1928年(昭和3年)7 月から1932年(昭和7年)6月まで48冊を出した女性の文芸雑誌で、次第に女性解放の理論誌的色彩を濃くした。
ほかに、ともに短命に終わった同名の雑誌2例が記録されている。
(ばい うぃきぺでぃあ)
ていうかいいですか? こんなの知らないんですけど常識なんですか?
・インド=ヨーロッパ諸制度語彙集
フランスの言語学者であるエミールが書いた本。
それを訳した題がこれ。
比較言語学や一般言語学において活躍したらしい。
ていうかいいですか? こんなの知らないんですけど常識(ry
要するに個人的なメモなので役に立たない。
***
・口承文芸
文字で書き記されることがなく、口頭によって語り継がれてきた文学。
日本人は、独自の文字表記を持たなかったため、大陸から漢字が伝来するまで、文字によって記載する手段がなかった。それゆえ、歌謡や神話などは、口頭で代々伝えていくという方法がとられていた。
口承はやがて漢字による記載へと移り変わっていくが、その過程で、歌謡は表現が固定化し、神話は散文化の道をたどることになる。
口承文芸の代表となるのが「古事記」である。これは稗田阿礼が暗唱していたものを太安万侶が選録した神話である。
・勅撰集
天皇の命令により、選者が作品を選び、編集した和歌集や漢詩文集を指す。
代表は「古今和歌集」「新古今和歌集」など。
勅撰和歌集の編集は、合計して21回編纂が行われた。そのため、これを「二十一代集」という。
なお、万葉集は勅撰集ではない。
・整版印刷
江戸時代における主流な印刷技術。
当時の活版印刷が、近代の活版印刷と異なり、組み直しに時間と手間がかかり、増刷のたびに校正を伴うなど、利便性とコストにおいて、劣勢であったためであると考えられる。
刻工の手で板木を彫るにはコストと手間がかかっても、増刷も容易であり、版木を蔵する(蔵版する)ことによって、版権も容易に維持できるなどのメリットが大きかったようだ。
・アバンギャルド
軍事用語で、「前衛」「尖兵」の意。
第一次世界大戦後に、欧州で興った芸術革新運動のこと。
シュールレアリスムなどに代表される。前衛派。
もしくは前衛芸術そのものや、それを行う人を指す。
・意味論
言語学で、言葉のもつ意味の構造や、歴史的な変化などを研究する部門。
意義論とも。
・日本霊異記
古来の伝説ではなく、仏教伝来後に発生した、仏教説話を集めたもの。
編者は薬師寺の僧である景戒。正式な名前は、「日本現報善悪霊異記」という。
奈良朝の説話が多く、仏教の因果応報の原理が説かれている。
民衆を対象とした布教活動の中で語り伝えられた説話の集成で、平安以降の説話集の先駆けをなす。
当時の庶民生活が生き生きと描かれている点も特徴である。
・傀儡子記
過去問に出てた傀儡子記ってなんやねんと思ってぐぐったら、平安時代の人形回しの生活やら何やらを書いた本らしい。大江匡房が晩年に書いたもので、「芸能史」において貴重な資料となっているとか。まあどの先生が入れたかもろばれなキーワードだったわけですね、わかります。意味論とかもだけど
あ、その頃の傀儡子(人形回し?)って、単なる人形使いじゃなくて、日本を旅する異民族集団なのね。弓が使えて二刀流の、馬でぱっぱか移動すると。人形は木で出来てて、踊りや手品で人を惑わす。なんかかっこいいなおい。ちなみに女は積極的に旅人と一夜をともにし、金品などを要求するとか。怖い
・奈良絵本
素朴な図柄と、美しい彩色の挿し絵が特徴の本。
内容は御イ加草子で、成長しつつある庶民階級の意識を強く反映したものとなっている。
・冬の日
江戸前期の連句集で、芭蕉の七部集の一つ。
風狂精神(風雅に徹する心)あふれた俳諧集として、蕉風の基礎をつくった。
「春の日」「猿蓑」も芭蕉七部集の一つである。
特に「猿蓑」は、蕉風円熟の頂点を示すもので、「俳諧の古今集」と評された。
・金々先生栄花夢
恋川春町が書いた作品で、黄表紙のはじまりとされる。
黄表紙は、画と文とが相補いつつ、当時の風俗を写実的に描いた、大人のための絵本とも呼べるものである。
主人公である金兵衛が、田舎から江戸に向かう途中、目黒の店で夢を見て、栄華のはかなさを悟るというお話である。
・怪談牡丹灯籠
三遊亭円朝作の人情噺。すなわち落語。
大元は中国の小説で、上田秋成らもこれをモチーフにした作品を書いている。
四谷怪談などと並び、「日本三大怪談」とも呼ばれる。
ちなみに、日本の幽霊には足がないのが通例であるが、この話では幽霊が「カランコロン」と音を立てながら夜道を歩いているシーンがある。たぶん中国の名残。
男に惚れたお露さんが、男を自分のものにするために、後追ってきた下女とともに迫る話である。
男は呪い殺されないために魔よけの札をはるが、下働きの男に裏切られてお露の侵入を許してしまう。
あとはお家騒動とか因果話が絡む。
とりあえず下働きの恩を仇で返しているあたりが酷い。
というか、生きてる人間って怖い。
・半七捕者長
落語っぽい?
なんか調べるのめんどいし次いこ。
・一般言語学
言語学を対象とし、そこに共通してみられる普遍的な事象を扱う学問のこと。
理論言語学ともいう。
ぶっちゃけ言語学に興味ないんだよね。すまない。
・和名類聚抄
平安中期の漢和辞典。源順著。934年頃に成立。
中国の分類辞書の影響を受けており、漢語を意義分類し、出典を記して意味と解説をつけ、字音と和訓を示している。
今日の国語辞典の他、漢和辞典や百科事典の要素を多分に含んでいるのが特徴。
・節用集
室町中期に成立した国語辞書。編者はわかっていない。
語をいろは順にわけ、さらに時節・草木などの門を立て、意義によって分類・配列したもの。
また、江戸時代にはこれを改変・増補した多種多様な節用集が刊行され、やがて、いろは引き国語辞書の代名詞のようにもなった。
・日葡辞書
日本語をポルトガル語で解説した辞書。
イエズス会の宣教師によるもので、当時の口語を中心に、重要な語には用例を示している。
1603年に出来たとかなんとか。江戸時代ですね。
・万葉がな
奈良時代まで、日本は日本固有の文字は発明されなかった。
そのため、大陸から輸入した漢字という表記で日本語を書き表す方法が考え出された。
それを万葉がなという。
万葉がなは、漢字を主に表音文字として使用するもので、その音訓が非常に巧みに利用されている。
古事記でも万葉がなは用いられたが、万葉集において、特にその用法が発達したのでこの名前で呼ばれる。
ちなみに、あんまりにも巧みすぎるので、現代においては読解に非常に苦労している。例えば掛け算を利用して表記したものなども万葉集では見られ、「自分の国の言葉がないって大変だね」と思わせてくれるのであった。
万葉集の中には、万葉がなが複雑すぎて、未だに読めないものや、専門家の意見がわかれるものも多い。
興味があれば、『万葉集の歌を推理する』がお勧め。文庫で安いし。
・説話文学
大きくわけて、仏教説話と世俗説話の二つにわかれる。
中世に入ってから黄金時代を迎えた。
仏教説話の先駆けは日本霊異記(日本現報善悪霊異記)で、これは仏教伝来後に発生した仏教説話を集めたものである。編者は薬師寺の僧である景戒。奈良朝の説話が多く、仏教における因果応報などが説かれている。庶民を相手にした布教活動の中で語り継がれてきたものでもある。
世俗説話では、宇治拾遺物語が有名である。これは当時の人々の生活や人間性が生き生きと描かれており、文章は平易で、会話文が多用されたものとなっている。
・浮世草子
近世の本格的な小説。前身は仮名草子。そのまた前が御伽草子。
中世には、現世を辛い世の中と考える「憂世」なる言葉があったが、近世になってこの世は「憂世」ではなく「浮世」である、つまり現世は享楽すべき世の中として認識されはじめたという経緯がある。
浮世草子は、そのような当時の享楽生活や好色風俗などを積極的に取り上げる写実的な風俗小説として登場した。
代表作家は井原西鶴。その西鶴が書いた「好色一代男」が浮世草子の最初の作品とされ、大阪や京都を中心に100年近くの間、出版され続けた。
・歴史社会学派
法政大学なら知らないと駄目な文学における学派。
えっと、なんだっけ。
法政大学の学者らが中心になってて、社会主義的な観点から文学を読み解こうとしたグループ、だった気がする。
でも、書かれた当時の状況を無視し、今ある社会主義に全てを依存したから批判だかされて、結局すたれちゃったというのがその結末。
だった気がする。
2、3年前にやったんだけど殆ど記憶にない。
・三教指帰
空海が書いた、出家宣言の書。
彼が24歳のときに書いたもので、戯曲型式となっている。
仏教の教えが儒教・道教・仏教の三教の中で最善であることが示されている。
弁証法的な手法によって、仏教が論理的に称揚されている。
日本における最初の比較思想論であり、思想の主体的実存的な選択を展開した著作である。
・曽我物語
曽我兄弟による仇討物語。つまり軍記物。
室町初期までに成立か。
これ以後、曽我物として構成まで長く語り継がれることになる。
・御伽草子
仮名草子の前身。
ある本屋が御伽文庫とと名付けた短編集を売り出したことが名前の由来。
一寸法師、物くさ太郎、鉢かづきなんかも御伽草子。
短編なので読みやすく、絵巻や奈良絵本の型式をとるものも多かった。
内容は幅広く多様で、成長しつつある庶民階級の意識を強く反映している。
ちなみに奈良絵本は上でも説明したが、素朴な(雑な、とも言う)図柄でありながら、美しく彩色された挿絵を持った本のこと。
・伊曽保物語
イソップ物語と言えば誰でも名前くらいは聞いたことがあるだろう。
キリシタン文学の一つ。
室町時代の宣教師たちが、キリスト教の布教や日本語の学習のために、「ローマ字」で翻訳・著述した。
近世の仮名草子にも同名の作品があるが、それと区別してこちらは「天草版 伊曽保物語」と言われることもある。
ローマ字で表記したということは、当時の日本語の発音を知るためには非常に貴重で役立つ資料である、ということである。
・女人芸術
長谷川時雨が主宰した雑誌。
1928年(昭和3年)7 月から1932年(昭和7年)6月まで48冊を出した女性の文芸雑誌で、次第に女性解放の理論誌的色彩を濃くした。
ほかに、ともに短命に終わった同名の雑誌2例が記録されている。
(ばい うぃきぺでぃあ)
ていうかいいですか? こんなの知らないんですけど常識なんですか?
・インド=ヨーロッパ諸制度語彙集
フランスの言語学者であるエミールが書いた本。
それを訳した題がこれ。
比較言語学や一般言語学において活躍したらしい。
ていうかいいですか? こんなの知らないんですけど常識(ry
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最近、太ったので危機的状況である(主に外見が)。
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