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だって、わたし、あなたじゃない。
あなたが、わたしではないように。
(と、何度繰り返したのだろうか)

***

カテゴライズというものは忌み嫌われるけれど、
ある種のカテゴライズはするべきだと思う。

別個体であるから、仲良くできないというよりも
カテゴリーが違うから仲良くできない、というだけ。

わたしが異性愛者を理解できない程度には、
異性愛者もわたしを理解できない。
理解したつもりでも、それは「つもり」以外の何者でもなく、
そして「つもり」であり続ける限り、それは単なる知識に過ぎない。
仮定にはなり得ても、現実では絶対にありえないものでしかない。

真実ではあるかもしれないが、現実でない真実に意味なんてあるか?

漣漣と続けられる堕胎という悲劇めいたプロセス
と言ったところでわたしはそれが指し示す意味を理解していない。
意義ですら。
だから刑法212条について批判するつもりも肯定するつもりも、
もっと言えば胎児の気持ちや母親の気持ちですら、意図的に想像したいとは思わない。
わざわざイメージする必要性などない。感じることはあっても。

マイノリティが見殺しにされ続ける現実はわたしにとって確か過ぎる現実だが、
堕胎によって生まれることもなく奪われていく人になる可能性は
どれだけ目の前で喪失されても冥王星より遠いのだ。

わたしは、理解できない。

無意味な真実は、わたしが「そう感じた」というだけ。
互いに理解できないまま、理解できたという仮定を元に
生成され消失する、あまりにも齟齬の多すぎる関係。
だと、思う瞬間がある。あなたがたとのつながりが。

だから本当は、理解できないという仮定を前提として置き、
実際に理解し合えないまま終わるべきなのだ。
傷つけ傷つき殺し殺され奪い奪われ侵し侵され、失われていく。
そうありたい刹那が、確かにある。見殺しにされる現実よりも、確かに。
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