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たぶん普通の日記。 厨2病が混じっていることを除けば。
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「あんた、この実習生の先生?」
「はい、そうです」
「じゃあ慶應の先生なんですね」
「ええ」
「慶應の先生が、うちみたいな工業高校に来るべきじゃない」

「足が汚れます」

***

実話だそうな。
この「慶應の先生」はそれを聞いて、
誰がこの子たちから自己肯定意識を奪ったのか、と
問題提起をなさっていた。

答えはあまりにも簡単だ。
世間ですよ。

教師が、親が、大人が、それに反応した子供が、みんなが、
ただ底辺の高校にいるというそれだけの理由で全てを否定しようとする。
そしてそこに通う生徒も、それを理由に自分の出来無ささを肯定する。
そうしてどんどんダメになっていく。

そこまでして学校にしがみつかなきゃいけない理由ってなんなんだろうね。

はっきりいって高校のレベルなんてよほどの学校でなければ、
底辺校の生徒と比べたって脳みそは大差ないですよ。
勉強の出来る出来ないはあるかもしれないし、
工業高校レベルまでいくとまた違うのかもしれないけれど、
それでも底辺校の人間の全てが腐っているわけじゃない。
器用に世渡りしてきた底の浅い人間とは違って、
不器用ながらも死に物狂いで生きようとしてきた人間もそこそこいる。

おいらが最も尊敬している友人の一人は、
底辺校出身の高卒だが、誰もが知っている大企業でばりばり働いてる。
誰もが知ってる二流大学にいって内定のないおいらとは
比べるのも失礼なほどまともで、出来る人だと思う。
友人は友人なりの信念やプレイドがあって、それを守って真っ当に生きている。
似非進学校にいって適当な大学に入学した、世渡り上手とは違う。
叩き上げられた精神の強さがそこにはある。

だから、なんていうかな。
レッテルとかラベルって哀しいね。
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