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たぶん普通の日記。 厨2病が混じっていることを除けば。
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文学で院進学するという、
ハイリスクローリターンな行動を決めたのにもいくらか理由があります。
未だに悩んではいるのですが。

そもそも、三年の後期から四年の四月あたりまでは、
企業で働きたいと思っていました。

率直な理由を言えば、「対等でありたかった」というだけです。
両親との仲が表面上はともかく良くないので、
家を出たいというのもありました。
多くの友人が社会に出ることを選択し、
また既に出ている高校時代の友人らのことを思うと、
もう四年以上の遅れはとりたくない、と思ったのです。

怖かった、と言い換えてもいい。
働かないことで成長しない自分が置き去りにされることが。

けれど、四月に色々あって
「それで本当にいいの?」という気持ちがボロボロ出てきてしまった。
10年近くたつのに未だに研究が殆どされていない専門分野への思いもあった。

ずっとメーカー企業で、人をサポートする総務や
実際に商品を売り込んでいく営業として経験を積み、
成長していくことで社会に貢献したい、と思ってました。
応急処置ではなく、現実の変革によってどうにかしたかったのです。
自ら死んでいく人たちを。
甘いのは間違いないけれど、それでもそう思っていた。

でも、本当にそれでいいのかなあって。
応急処置にしかならなくても、根本的な解決にはならなくても、
他の人が現実を変革することで人の精神を救おうとするならば、
別に自分がそれをしにいかなくてもいいんじゃないかなぁ、と。

そう思ってしまった。

たぶん、わたしがしなくても、いつか誰かは研究する。
逆に、わたしがしなくても、いつか誰かが企業で人を救うかもしれない。
でもきっと、その「誰か」は、
企業で働く「誰か」よりも研究する「誰か」のほうが
よほど少ないであろうことを根拠なく確信してしまっている。

適当に大学出て、働くはずだったにな。
楽しければ良いと思ってたのにね。

人間わからんもんだ。
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