今回はマジギレして良かったと思う 日記 | 2011-02-18 Fri

わたしの友人Ａと友人Ｂが
「この子、凄く良い子だよ」
と言って紹介してくれたのが、その人でした。

友人Ａと友人Ｂは付き合っていて、
その人は友人Ｂの中学時代からのお友達らしい。
Ｂとその人は殆ど共依存的な関係で、
ある種の危うさがあったけれど、お互いがお互いを大事にしてた。

Ａは、非常に良い奴で、能力もあるし、尊敬してた。
わたしの中学時代の友人の友人の友人であり、
大学で初めて出来た友人でもある。
ＡとＢが上手くいっているのを見ると嬉しかった。

Ａもわたしを友人として大切にしてくれていたし、
またＢもわたしのことを評価してくれていて、
あれほど大切にしていたあの人を、
「お前になら預けてもいい」とさえ言ってくれていた。

ＡとＢもまた、その人にわたしの良さを猛烈にプッシュしていて
その人はわたしに無駄に高い評価を持ってくれていたように思う。

のに。

別の失恋から立ち直って、その人にメールして
あまりにも反応が可愛くて良い人すぎて、
ああ、この人と過ごせたらきっと幸せなんだろうな、と惚れた、
その二日後には、その人に彼氏が「出来た」ことを
別件でわたしから連絡したときに、Ａからさらりと告げられた。
そして、その人の彼氏がわたしの知人であり、
二股をかけていることも。

泣いた。

タイミングのせいにしなければ、
怒鳴ってしまいそうだった。
どうして、あと二日、あと二日だけで良かったのに、
早くいってくれなかったんだ、と。

形だけの謝罪も、
「俺もＢも君のほうが良かった」というくだらない慰めも、
いらない。
あまりにも強く不幸を運命づけられていた前の恋を、
1年近くかけてようやく諦められたというのに。

同じ慰めをＢからもされたときは、
本当に全部壊してしまいたかった。
結局、あなたがたは、わたしに対する善意よりもむしろ、
あの人への愛と独占欲、そして自分の恋人に対する愛と独占欲、
そのほうが強かったんだろう。
そうじゃなきゃ、わたしが聞くまで、
その人に恋人が出来たことを言わないはずがないじゃないか。
自分たちから勧めてきた分際で。
わたしのことはどうでもよくて、それどころじゃなかったんだろ？

そして、その結果が、今のわたしなんじゃないのかい？

ちくしょう、お前らのせいだ。
タイミングのせいなんかじゃない。
お前らが、煽っておいて、何のフォローもしなかったお前らが。
お前らが罠にはまるように誘導したんだ。

お前らが。


でも怒鳴りたくないし、
誰も傷つけたくない程度には偽善者なので、
脳内で繰り返す。

タイミングのせい、と。

もう生きている人間なんか信じない。
どれだけ親しい友人であったとしても。