自己中心性 日記 | 2011-03-16 Wed

わたし個人は、もう救いようのないほど自己中心的で、
我儘で、どうしようもない人間なわけですが、
それを悪いとはあんまり思ってない。
というか、開き直ってる。

例えば今回の地震にしても、
自分が良ければ良い、という点では一貫している。
その「自分」というのがどこまで拡大されるのか、
という話にすぎない。
今回はそれがたまたま、顔見知りの一部まで拡大されただけ。
だからわたしは、友人知人を心配したけれど、
それは友人知人のためではなくわたしのためでしかない。
自分の一部でなくなったら困るから心配するわけ。
だから、仮に顔見知りでも自分の一部でないならどうでもいい。

酷薄だと言われるのだろう。事実、わたしは酷薄だ。
いくら優しいだとか、いい人だとか言われようと、
わたしはわたしだけが大事だし、わたし以外はどうでも良い。
そしてそういう自分を別に嫌いではないし、悪いとも思わない。

他人のために、が出来る人もいるのだろう。
けれど、わたしには絶対的にそれが不可能なのだ、
ということを最近になっていい加減、自覚した。
わたしはわたしのためにしか、何一つとしてなすことが出来ない。
わたしにとって「誰かのために」というのは全て、都合の良い言い訳だ。

卑怯な人間ですよ。
そうでありながら自分に対してすら誠実にはなれない。
だから神が罰するんです。わたしを。
恐ろしいほど素早く。