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たぶん普通の日記。 厨2病が混じっていることを除けば。
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別に覚えていないわけではないんだよね。

ただ、観念的というか、具体性というものが必要ないだけで。
不要だから欠落する。
例えば顔とか。顔とか。顔とか。
眼差しや微笑といった部分、もしくは全体像は必要でも
完成された顔というものは必要ない。
ぶっちゃけてしまえば、のっぺらぼうで良い。
のっぺらぼうがどのように見つめ、どのように微笑むのか知らないが。

好きなのに数年で忘れるんですか、という問いには、
たぶん「忘れる」と返すほうが正確なのだと思う。
わたしは自分の、もっと言えば人間の記憶力をそこまで信用しない。

漠然とした全体像や印象、極めて限られた部分的要素は覚えている。
けれど、詳細まで完全な形でそれを脳内で再現できますか、
と聞かれたらわたしは沈黙するしかない。
顔にいくつのホクロが存在していたのかも覚えていないし、
鼻の高さは何センチなのか知らないし、
目が一重なのか二重なのかも覚えてないし、
肌の白さだって具体的にどれくらい白かったのかと言われると曖昧だ。

わたしが脳内で再現した人は、決して現実のその人ではないということ。
外見ですらそうなのだから、中身なんてもっと違うだろう。
それが良いとか悪いとかではない。そういうものだ。
人間の正しさとやらはその程度だ。

だから、具体的な性質は全くなくても良い。
抽象的でも良い、ということ。
それはつまり、唯一ではない、ということだ。
(正確には、具体性が欠如せざるを得ないから代替可能なものにならざるを得ないだけだ)

わたしの中で、顔のない人は黙ってたたずんでいる。
その人ではないはずの手を備えて。
ここまできたら、それはわたしが産み落とした奇形児でしかない。

あなたは、恐怖のように美しい。
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尊敬している人が、こんなことを書いていた。

>何かの感情の期待とか憎しみとかもったまま親と接する人間は
>歳をとっても経済的に自立してもいつまでも
>マザコンやファザコンから抜けられないだろうということを思った。

彼の言っていることが真実なら、たぶんおいらは未来永劫、マザコンでファザコンだ。
しかしそのことを別に悲しんでもいなければ、苦々しくも思っていない。
どうでもいい、と思う。同時に、どうでもよくない、とも思う。

***

自己紹介は難しいですね、という話を毎週土曜日に聞いていたわけだが、
その一つとして、自分のメモ書きのような形で書いておこうと思う。

大学院の話をする前に、学部の話をしよう。

そもそも、僕は文学部の日本文学科に2007年に入学したわけだが、
この学部・学科の選択そのものは案外適当で、
ぶっちゃければ「学力との兼ね合い」という側面が大きい。

というのも、英語が壊滅的だった上、
私立専願だったので他は国語と日本史しかまともにやっておらず、
英語の配点が高いところを受験しても可能性が著しく低かったからである。
つまり、戦術的に受験する学部や学科を選択した、というのがある。

英語の配点が低いところ。もしくは高くないところ。もしくは英語がないところ。
そんなところは、一般入試じゃ日本文学専攻のところしかなかったわけだ。
理系ならあるけど、理系は独学が難しいので最初から投げてたし。

だから、大学で何を学ぶか、なんていうのは全て後付けに過ぎない。

吉原幸子は確かに好きだったし、入学したら吉原についてやればいいや、
と思っていなかったと言えば嘘になる。
嘘になるが、それよりも先に戦術的問題があったということは
たぶんわたしが吉原の研究を現在進行形でしようとしているということよりも
よほど重要なのだろう、とも思う。

***

母は結果至上主義者で、拝金主義者だった。
事実は大して問題ではなく、わたしが「どう受け取るか」の問題としてそれはある。

母は守銭奴だ。そして守銭奴ゆえに結果至上主義者だ。
わたしはその恩恵を受けて、金銭には特に不自由なく暮らすことが出来ているのだが、
その事実を常々苦々しく思っている。同時に開き直っている。

わたしはいわゆる「ドロップアウト」組だったし、今でもそうだと思っている。
学校という非日常なはずの世界は、日常を浸食していた。

母の結果至上主義が、どのように作用したのかは
全て「学校」という言葉で説明できるし、たぶんイメージされる。
わたしにとって、特に「中学校」というのは
結果至上主義に対する挫折と反抗の場であり、
拝金主義を嫌悪する場としての象徴でしかなかった。

「普通でいいのだ」とみんな言った。
母も、父も、祖父母も、教師も、友人も、みんな言った。
彼ら彼女らの言う「普通」という言葉には、
明らかに結果至上主義的な空気が混ざっていたし、
守銭奴でなければ幸せになれない、とでも言いたげな雰囲気があった。

そして、彼ら彼女らの言うそのための方法論とは、
結局は「金持ちな男を捕まえて結婚しろ」というくだらないものだった。
結婚という合法的売春行為。

きっと、同性愛者だと知ってもそう言い続けただろう。
母にとって、愛などというものは金で買える、
陳列された商品の一つに過ぎなかったのだと思っている。
逆に言えば、愛を切り売りして金銭を買っても良かったのだ。

***

母と父はできちゃった結婚をした。
その「できちゃった」のがわたしなわけだ。
当時、大企業に勤めていた父はバツイチだったのだが、
再婚するときの条件が「子どもを産める女性であること」だった。

利害の一致。

わたしは、金銭的価値と取引するために生まれてきた。
だから、腹の中で受精し、結婚式が終わったあとにはもう用済みだった。

それが事実かどうかは問題ではない。
わたしがどう受け取るかが問題なのだ。

わたしはいらなかった。
いらなかったから、挫折し反抗したにも関わらず、
無様にそこそこの学歴を求めて奔走したわけだ。
そしたら必要とされるんじゃないかと思っていた。

そんなことはなかった。

***

死ぬまで一生苦しんで、野垂れ死ね、という呪詛と
死ぬまで一生苦しんで、野垂れ死ぬ、という約束。

***

僕は、出来れば「役に立たないこと」をしたいと思っている。
それが「いらない」ものとしてしか存在し得ない、
そこにしか己の誕生を見られない人間が唯一とれる反抗なんだろう、と。

そこそこの学歴を得たところで、
わたしは必要な人間になんかなれなかった。
無限に繰り返される「あなたには何ができますか」という問い掛けの前で
わたしは「役に立たないことです」としか答えようがない。
受精した瞬間がわたしのピークだった。
その瞬間以外にわたしが存在していてもいい理由なんてなかった。

恨んではいない。愛してもいない。
どうでもいいと思う。
ただ、わたしはきっとこれからも
マザコンだしファザコンだ。

本当は、開き直らなければいけないのだ。
あの呪詛を、全て飲みこんで、胸をはって引き受けられるくらいには。

わたしは、一生もがき苦しんで、最期は野垂れ死ぬだろう。
それがわたしに与えられた予言であり、自ら未来にふらせる運命なのだろう。
だから、本当は、わたしは怯えながらではなく、
青褪めながらであったとしても、堂々と口にせねばならない。

わたしは苦しんで野垂れ死ぬために生きている。
課題とか色々スルーしつつ。

教授からデュラスの名前を出されて、
デュラスが大好きなサークルの先輩のことを思い出した。
最近、メールをもらったんだけれど、元気にしてるかな。
また飲みに行きたい。
でもその前に、デュラスを読むべきだ。

アリス・ウォーカーにもちょっと興味がある。
「紫のふるえ」。「カラーパープル」という言い方のほうが有名なのか。
あとアドリエンヌ・リッチとか。
しかし、アリス・ウォーカーの詩集って日本語訳出てるのかな。
出てないならどうしようもないな……
これだから語学が出来ないと困ってしまう。

色々考えていることはあるけれど、
言語化するとなるとこれはこれで大変なんだよなぁ。
ゆきのさんっていうお友達と、異性愛幻想というか、
異性愛主義とか性器結合主義とかの話をしたのが
今年のGWでした。

両者が同時にイクことを目指すのって、異性愛幻想なんですかね
っていうお話です。凄く簡単に言えば。
そんでもって、結局そういうのって最終的には性器結合主義、
そして異性愛主義に到達してしまうよね、っていう。
さらに言えば、近代という時代が異性愛主義と結びついていて、
性器に関わる思想、例えばフロイトとか、っていうのは
割とすべてと結びつきがあるんじゃないか、とかそんなん。

おいらはあんまりBLを読んだことがないので偏見もあるんだろうけど、
どうしてBLっていうのはアナルセックスにいっちゃうんだろう、
という話がことの発端みたいなもの。
結局、あれって同時にイクことの崇拝であり、
性器の信仰であり、バリバリの異性愛主義ですよね。
受け、攻めっていう概念からしてそう。
なんでわざわざ男同士でそれをやるのかよくわからない、
とまでは言わないけれど、異性愛主義の模倣に拘るのは不健全な気さえする。

消費者である腐女子からすりゃ、どうでもいい話なんだろうが。
そして、消費者がそうである限り、
18禁のBLやGLの殆どは、異性愛主義に犯されたままなんだろう。

GLの貝合わせなんかもその系譜なわけだ。
どっからどうみても大して気持ち良くなさそうなあの行為で、
大真面目にイクー!とかなんかのギャグでしょうマジ萎えるわー。
なんでそんなに同時にイクことに拘るのか、
そしてなぜそんなにも性器でイクことに執着するのか、
さっぱりわからん。

そういう話。
そして、セックスにかわるものがあるとしたら、
それは何なんでしょうね、っていう途方もない話もした。
その一つの答えが、松浦理英子の『犬身』なんだろうなぁとは思う。
でもわたしは犬になれないし。
あの人と犬の間にある特殊な関係性というのは、
人間と人間の間で成立するのか、と問われるの凄く悩む。
わからない。

ドゥルーズって哲学者の名前を出されたので少し読みたい。
時間の浪費が著しくて本がたまる一方なのがアレだが。

5/1は岡本太郎展行ってきました。
人多すぎわろえない状態でしたがまあ楽しかった。
とりあえず岡本太郎の思想は漠然と理解できたと思うので、
それだけでも行って良かったと思う。

課題も予習もスルーだけど、おいらは元気。
深い意味はないんだけど、ちょろっと見てみたら
書いてない情報求めてる方がいらっしゃったみたいなので適当に。


・is05 AOSS つながらない
2chの情報で恐縮ですが、
一度繋がって設定できたのに、繋がらなくなるのはIS05の不具合っぽい。
電源の入れ直しで回復するが、それ以外に対処方法がまだなく、
修理に出すか苦情を入れるかくらいしかないそうです。
なお、繋げる前の段階で躓いている場合はちょっとわからんです。
セキュリティソフトが邪魔してないかとか、確認してみてください。
ちなみにおいらはIS05をWi-Fi接続してないので詳しいことは知りません。


・あいまいな文を書きたい
これは珍しいですね。
意図が伝わるように正確な文章を書きたい、って
思うのが一般的だと思うのですが。
「あいまいな文」というのが
具体的にどのような文なのかはわかりませんが、
断定表現を避けたいということでしたら
語尾に「~と思われる」「~だろう」あたりをつければ良いかと。

  ・彼女は傲慢な人だ。
   →彼女は傲慢な人に思われる。

責任逃れの政治的な文ですね。
とか言うと政治やってる人に殴られそうだが。
「思う」ではなく「思われる」にしたほうがより無責任感が出ます。
単に抽象的(に見える)文で相手を煙に巻きたいなら、
どっかの哲学入門書で見たことがあるような単語並べれば良いかと。
哲学なんてしらねーよって人は適当に単語つくってください。
できるだけ厨2病にならないように気をつけて。
あと、ストレートに物を言わず、
周辺をなぞるように言うと抽象的になります。
これは評論が読みにくい原因でもある。


・hgss 乱数調整 つり
すみません、HGSSは孵化も乱数調整したことないです。
ツールの設定で出来ると思うので頑張ってください(


・朝から酒を飲む
身体にあまり良くないと思うのでやめたほうが良いと思います。
少量なら血行が良くなるので良いかもしれません。
飲酒運転にご注意を。


・無線LAN 子機 微熱 体調不良
無線LANの子機ちゃんの調子はいかがでしょうか?
はやく良くなると良いですね。


・xlink kai関係
みんながんばれ!
病気ってなんなんでしょう。
普通ってなんなんでしょう。

高校時代、Uさんという友達がいた。
彼女とは2年間同じクラスで、知り合いの知り合いとかで
偶然仲良くさせてもらっていた。
誰にでも分け隔てなく優しい、少し変わった良い人でした。
そんな彼女は、一時期、
「コックリさんにとりつかれた」
ために高校を欠席していたことがある。

性質の悪い冗談だと思っていたが、
どうも冗談ではないらしく、
彼女はガチで妄想型の統合失調症の疑いがあるらしい。
そのために短大は留年し
(精神病院に入院していたと聞く)
今ではビッチ化して、出会い系で捕まえた男とやってるとのこと。

彼女曰く、前世はみんな天使で、
自分は悪魔に殺されたが
未だにその悪魔が現世の自分の部屋にいる、と。

なんなんだろうな。
その話を聞いたとき、率直に「怖い」と思った。
きっと彼女には彼女なりの苦悩、トラウマ、脳の傷跡、があって
それをわたしは知らないだけなのだけれど、
あんなにも普通で、わたしなんかとも仲良くしてくれていた人が
病気なのかと。

普通ってなんなんだろう。
病んでるってどういうことなんだろう。
わからなすぎて、もう。

幸いというべきなのか、
わたしは幻覚を見たことはたぶんない。
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どっかで詩の研究もどきをしてる大学院生。
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